有線回線と無線回線
インターネット通信をする際に、絶対に必要な「回線」。
おすすめの光回線やADSL、ケーブルテレビ回線、Wi-fiなどなど、さまざまな種類があるので、どれを使ったら良いのかよくわからないという人も多いのではないでしょうか。これらの回線は、大きく分けて2タイプに分けることができます。
ひとつは、光回線やADSL、ケーブルテレビ回線のような「通信回線」が有線として存在しているタイプです。電話線をイメージするとわかりやすいでしょう。
これらの回線は「固定回線」とも呼ばれています。そしてもうひとつがポケットWi-fiに代表される無線の回線です。こちらは、目に見える「線」という形では回線が存在しないものになります。
こちらは、物理的な「線」がない分、どこでも自由に利用できるツールとなります。どちらも様々な種類があり、プランやメリットも異なるので、いったい自分はどちらを選べばいいのだろう?とわからなくなってしまう人が多いのではないでしょうか。
通信速度と使う場所
インターネット通信で使用する回線について、固定回線と無線回線、どちらを選べばいいのか判断するときのポイントは、通信速度や使用する場所などを考えると選びやすくなります。
通信速度は、固定回線と無線回線では、固定回線の方が高速である場合が多いです。
ただし、固定回線にもいろいろな種類があって、状況によっては固定回線よりも無線回線の方が速度が速い場合もあります。
光回線とポケットWi-fiの場合であれば、ほぼ光回線の方が高速になります。速度の面では、固定回線に劣る無線回線ですが、固定回線はその回線の近くでしか使用できないのに対し、無線回線は、移動ができるというメリットがあります。
特にポケットWi-fiは、外出先でも簡単にインターネット通信をすることができるので、外出が多いビジネスマンなどには特に便利に利用できます。そのため、ポケットWi-fiを法人契約にして利用している企業も少なくありません。